明治日本の産業革命と長崎の近代化遺産
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福岡県佐賀県長崎県大分県熊本県宮崎県鹿児島県山口県造船製鉄・鉄鋼石炭産業静岡県岩手県◎お問い合わせはこちらまで長崎の最新観光情報発信中!!@nagasakikanko長崎市の観光情報明治日本の産業革命を証明する施設は、九州・山口を中心に8つの県にあり長崎市には端島炭坑や旧グラバー住宅など8つの資産があります。ひと目で分かる!明治日本の産業革命遺産八幡エリア●官営八幡製鐵所 (旧本事務所・ 修繕工場・旧鍛冶工場)●遠賀川水源地ポンプ室明治維新後の産業近代化に伴う鉄鋼需要の高まりに対応するため、1901年、鋼鉄を生産する日本初の銑鋼一貫製鉄所として創業した官営八幡製鉄所。試行錯誤を繰り返しながら、1910年には国内鋼材生産量の90%以上を賄うなど、日本の発展に大きく貢献してきました。官営八幡製鐵所 旧本事務所(非公開)写真提供:新日鐵住金㈱八幡製鐵所佐賀エリア●三重津海軍所跡洋式海軍の創設と整備を進めていた佐賀藩は、「長崎海軍伝習所」へ佐賀藩士を海軍伝習生として参加させ、1858年に「御船手稽古所(三重津海軍所の前身)」を設立。船の修理のために乾船渠などの施設を造り、1865年には、日本初の実用蒸気船である「凌風丸」を建造しました。三重津海軍所跡 ※発掘調査後埋め戻し地下に保存 しています。三池エリア●三池炭鉱・三池港●三角西港三池炭鉱では、採炭技術の近代化が進められるとともに、炭鉱専用鉄道、そして積み出しのための三池港建設と、社会のインフラ整備にまで及びました。三池炭鉱万田坑鹿児島エリア●旧集成館●寺山炭窯跡●関吉の疎水溝島津斉彬は、大砲鋳造や造船を核とした様々な産業を興しました。これが集成館事業です。大砲鋳造のための反射炉や洋式機械工場など、多くの工場が建造されました。旧集成館反射炉跡萩エリア●萩反射炉●恵美須ヶ鼻造船所跡●大板山たたら製鉄遺跡●萩城下町●松下村塾萩(長州)藩は積極的に西洋技術の導入に取り組み、鉄製の大砲を自作するための反射炉、軍艦を作った造船所など、その貴重な遺産が多く残っています。萩反射炉韮山エリア●韮山反射炉韮山反射炉は、1853年のペリー来航を受けて、幕府直営の反射炉として築造が決定されました。佐賀藩などから技術支援を受けて、1857年に完成。実際に稼働し、大砲を鋳造しました。高さ15.7mの日本で唯一現存する実用反射炉です。韮山反射炉釜石エリア●橋野鉄鉱山良質な鉄鉱石のとれる釜石は、大砲の素材には良質な鉄鉱石を原料とした銑鉄が必要と考え、盛岡藩が製鉄業に乗り出します。大島高任などの指導により1858年から高炉3基が建設されました。現存する日本最古の洋式高炉跡です。橋野高炉跡長崎エリア〈8資産〉三菱長崎造船所関連施設端島炭坑旧グラバー住宅小菅修船場跡高島炭坑第三船渠旧木型場占勝閣ジャイアント・カンチレバークレーン発行:長崎市観光推進課

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